Lesson.06 エラーの対処法
エラーとは?
また文法とは少しずれますがプログラミングをしていく上で必ず目にするエラーたち。
その前にエラーとは何かを説明しましょう。
プログラムを打っていると、必ず間違えることがあります。
その間違えがあるとプログラムは正常に動きません、そのことをエラーといいます。
エラーの対処
ではそのエラーから少しでも簡単に逃げる方法を紹介します。
これまでプログラムを打ってきて、こんなよく意味のわからないメッセージボックスが出てきたことはありませんか。
これは、プログラム中に間違いがあり、実行することができないと言っているのです。
このことを「エラー」といいます。
エラーが起きることを「エラーの発生」と言います。
エラーが発生するとプログラムは動かないのでプログラムを修正する必要があります。
普通に書いたプログラムを眺めて直すのもよいのですが、早くエラーを治せる方法があります。
さっき表示されたあのエラーを教えてくれたメッセージボックスにエラーメッセージが表示されていますよね。
あれは実はどこに問題があるかを教えてくれているのです。
実際にプログラムを見ながら説明していきましょう。
まず、私はこんなプログラムを書いて保存し、実行しました。
例:
msgbox "メッセージ2,0,"タイトル2"
するとさっきと同じ画像ですが、このようなエラー画面が表示されました。
そこをよく見ると「行」という項目がありますよね。
そこには2と書いてあります。ということは、2行目に問題があるということがわかります。
ということで2行目を見てみます。そうすると、ありましたね。
msgbox "メッセージ2,0,"タイトル2"
のメッセージ2の次に、「"」が抜けていました。
MsgBox "メッセージ2",0,"タイトル2"
に直して動かしてみると無事に動くようになりました。
このように、エラーメッセージを参考にすると、エラーが出たときにプログラムの間違いを探すのが楽になります。
初めのうちはプログラムも短いので利用しなくても簡単に探せますが、長くなってくればなるほどこのエラー行数を教えてくれる機能は本領を発揮してくれます。
ただし注意したいのは、エラーメッセージに表示されている行数と実際のエラー個所は違うこともあります。
必ずしもその行数に間違いがあるとは限らないので注意しましょう。
PlusAlpha -本当に行数を間違えることはあるのか?-
間違えのある行数とは違う行数が表示されることがあるといいましたが、実際には多少の御幣があります。
人間が見る上では確かにその行ではないように見えるのですが、
厳密なVBSの文法に基づいてみるとエラー表示の行数は正しいのです。
これは今のうちは判断できないと思います。
VBSを学んでいくうちに自然に身につくと思いますから安心してください。