Lesson.12 四則演算
計算させよう。
今回はコンピュータの大得意な算数の計算のさせ方を学びます。
コンピュータは人間が1回に何秒もかかってしまうような計算を1秒かからず、
いや、1秒間に何億回とも計算することができてしまいます。
人間がいくらがんばっても決して追いつくことのできない驚異的な速度です。
小学校で「四則演算(四則計算)」というものをやりましたよね?
これは要するに「加減乗除」の「加法(足し算)」、「減法(引き算)」、「乗法(掛け算)」、「除法(割り算)」のことですね。
ではこれらをコンピュータにやらせて見ましょう。
計算の仕方はいたって簡単です。基本的に算数と同じように書けば計算してくれます。
例:
1 + 2
5 - 2
5 - 2
この場合も=と同じ様に、+や-の前後の半角スペースはあってもなくてもよいです。
乗法、除法も同じように書くかというと、実はそうではないのです。
乗法は「×」、除法は「÷」と書きますが、プログラム上では乗法は「*」、除法は「/」と書きます。
それだけで、後は変わりません。
では、変数の中に計算結果を代入してみましょう。
例:
Dim kekka
kekka = 3 * 5
kekka = 5-7
kekka = 2.5 - 7.4
kekka = 3 * 5
kekka = 5-7
kekka = 2.5 - 7.4
小数や負の数も普通に計算できるのです。
練習
変数「result」を宣言し、その中に次の計算結果を代入せよ。
(1) 2 + 5
(2) 3 - 5
(3) 72×82
(4) 42÷99
解答
(1)から(4)まで順に、
Dim result
result = 2 + 5
result = 3 - 5
result = 72×82
result = 42÷99
result = 2 + 5
result = 3 - 5
result = 72×82
result = 42÷99